ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

てんとう虫のおとむらい

ミズマ・アート・ギャラリードアを開けて外に出てみますと熱気で押し戻されそうになります。なんとか歩いて、三軒茶屋のキャロット・タワーに辿り着きます。世田谷文化生活情報センター・生活工房では今日から高桑常寿写真展「アフリカ・ミュージシャンの肖像」が開催されています。高桑常寿の名前はかつては白夜書房系の雑誌や写真集で見かけたりしましたが、最近ではアフリカなどに足を運び撮影を行っているようです。今回の展示ではアフリカのミュージシャンたちのB0サイズのポートレート写真が会場に並んでいます。アフリカといっても色々な国があります。様々な国のミュージシャンのいい顔を見ることが出来ます。普段アフリカの音楽はあまり聴いていないのでトーマス・マプフーモなど何人かしか分かりませんでしたが。先日のテレ朝「銭形金太郎」にも少し出てきたカクラバ・ロビの写真もあります。
その後、三軒茶屋で食事と思うのですが行こうと思う店は混んでいて、そうでない店は空いていて、なんだかんだで炎天下を歩き続けることになります。あきらめ、渋谷へ移動して、東急の地下で冷や汁
はこにわ虫そして中目黒に移動。この頃になると天気が怪しくなり雨が降ってきました。ミヅマ・アート・ギャラリーで近藤聡乃個展「てんとう虫のおとむらい」。「てんとう虫のおとむらい」という新作のアニメーション、同タイトルの大学の卒業制作、そして知久寿焼の歌に合わせて踊る少女が印象的な「電車かもしれない」が上映されています。あわせてドローイングも展示、場内で絵を描く近藤聡乃の姿も見えました。小さな頃の変な妄想が思い起こされる作品です。外では雷鳴が鳴り響いています。それがまた妙な効果となっています。
バスで恵比寿へ。そして恵比寿ガーデン・プレイス。雨はすっかりあがっています。東京都写真美術館で「イザベル・ユベール展」。女優イザベル・ユペールだけを被写体に、72 人の写真家が撮影したポートレートを集めた展示です。時代、状況が異なる作品なのですが、どれも魅力的で、それでいて統一感があるのは被写体の力なのかもしれません。
その後、恵比寿ガーデンシネマテリー・ギリアム監督「Tideland - ローズ・イン・タイランド」。これまた小さな頃の変な妄想、それもテリー・ギリアムによってかなり屈折し幻想的に映像化された作品です。はまりました。