ヨロヨロン

三軒茶屋のアジアンソウルでチキンカリーを食べてから北品川御殿山の原美術館の束芋展「ヨロヨロン」。アニメーションを使用したキモカワなインスタレーションが展示されてます。朝日新聞夕刊の連載小説のイラストも担当しておりますが、その作品も展示されています。
その後、目黒へ移動し、庭園美術館「旧朝香宮邸のアール・デコ」。今回の建物公開展ではこれまで非公開であった「小客室」も見られます。の改修工事完了に伴い、世界的にも珍しい宮邸独自の精緻な意匠を堪能していただく、3年振りの建物公開展です。ルネ・ラリックの香水瓶やボンボニエールというボンボン等の砂糖菓子を入れる小箱の展示もあります。「富豪刑事」に出てくるような、こんな所に住んでいた人もいるのですね。ついでに隣の自然教育園へ。木々が手をほとんど入れられない、自然のままに育っている場所です。都会にあるとは思えないような空間で、湧き水も見られ、色々な鳥やカエル虫の鳴き声が聞こえています。蚊にもさされますが事務所にはキンカンが用意されていて使うことができます。
神保町に移動して書肆アクセス、東京堂書店ふくろう店、キントト文庫を散策、そしていもやで天ぷら定食。渋谷のタワレコに寄ってから、円山町のQ-AXシネマで今まで見逃していた「ヨコハマメリー」。いつのまにかいなくなったメリーさんと呼ばれていた謎の娼婦は消えた昭和の風景のひとつなのでしょう。
今日、購入したのは三輪明宏「白呪」、遠藤賢司バンドのDVD「純音楽」、「The Complate Fania All Stars Movie Collection」、「昭和30年代東京」と「江戸東京で富士山を見る」が特集の「東京人」、永江朗「ブックショップはワンダーランド」など。