ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

ネットワーク社会の文化と創造

ICCバーゲンだからという訳でもないのですが、夏に着るものがないことに今になって気づき、あちらこちらの百貨店を移動しまくります。
夕方からは初台のNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)ICCは6月にリニューアル・オープンしてより開かれた場として活動していくようです。常設展示を無料開放、ネットでもアクセス可能、シンポジウムを企画していくのだそうです。リニューアル・オープニング・シンポジウム「ネットワーク社会の文化と創造」が企画され、今日はその4回目「オープン・ソサイティ ー 生態系の社会」というテーマで池上高志、佐藤哲安冨歩が参加してのディスカッションが行われます。無料で見ることが出来ます。シンポジウムには終わりの30分くらいしか見られなかったので、オープンとは一体何なのか、自然界との繋がりは何なのか、そもそもこのシンポジウムのテーマは何を意味していたのかが分からないまま終わってしまいました。最初から聞けば理解も深まったのかもしれませんが、夏に着るものがないことに今になって気づくことがいけません。
Ephemeralシンポジウムの締めくくりとしてその後、町田良夫、pianaバードン木村の演奏が行われました。これも無料です。会場のギャラリーには簡単なステージが作られ、Apparent Sensory Perceptionという人たちのdj、vjが行われています。椅子もないので床に座り込みだらだらしているうちに、町田良夫のスティールパンとその音をmacに取り込み加工した音の競演が始まります。pianaはアルバム「Ephemeral」からの作品を中心にした、ヴィオラハーモニウムを弾く二人の男性が参加しての演奏です。あらかじめ録音されたヴォイスをmacで再生しながら歌う歌声はキュートで魅かれます。これはJ-POP?、とかも思うところもないこともないのですが、、、最後のパードン木村の机の上の機材、銀色のアタッシュケースの中の機材を操り、音にしていく様子は感動ものです。先に演奏した町田良夫、pianaの14インチ、12インチのmacがステージにそのまま置かれ、そのmacが巨大化したかのような銀のそのアタッシュケースがなんだか馬鹿馬鹿しくおかしくもあるのでした。今日の様子はネットでも配信されたようです。