青い車

三軒茶屋TSUTAYAで奥原浩志監督の「青い車」などを借りました。「青い車」はよしもとよしともの漫画が原作です。よしもとよしともの作品は好きで新作が出れば読むことにしています。「青い車」は過去の出来事から心にトラウマを抱える青年と、超えてはならない一線を越え、姉の恋人と関係を持つ女子高生の物語を淡々と描いたものです。映画でもそのトーンが引き継がれています。あっさりした印象の映像の中に複雑な心象風景が見え隠れしています。曽我部恵一の演奏も心地よく響きます。
主演の宮崎あおいは青山真治の「EUREKA」、塩田明彦の「害虫」での印象が強烈なのですが、この作品で新た面を見せられた気がします。「NANA」も公開中なのですが、見るべきなのでしょうか、、、