ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

ギャーテーズ

井の頭文化自然園初夏らしい心地よい天気です。井の頭支援文化園が開園記念日のため入園無料ということありぷらっと立ち寄ってみました。


井の頭文化自然園井の頭自然文化園は動物園ではありますが樹木も多くあり、新緑のこの時期は散策するだけでもいい気分になれます。豚も気持ちよさそうに寝ています。ビールかワインを買って持って来るべきでしたね。
中央線を東へと移動して秋葉原へ。近くでヘイトデモが行われるとあって改札を出ると警察や公安の姿が見られます。出発地点となる公園の近くに行ってみますと警察により一画が封鎖されており立ち入ることが出来なくなっています。そこに住む人や仕事や商売をしている人もいるのにそんな人にも迷惑を掛けています。多くのカウンターの人達によるデモ中止を訴える行動も起こされています。


東京大学 五月祭カウンターのに加わりたい気持ちもあり後ろ髪をひかれつつ、秋葉原駅前からバスに乗って五月祭が行われている東大へと向かいました。目的はギャーテーズのライブです。
会場となる安田講堂の前に作られたステージに到着するとダンスサークルのパフォーマンスをが行われており客席である芝生の上には多くの人が集まり盛況となっています。ライブを観るのにいい場所を確保するのは大変だなと、どう攻め入ろうかと考えているうちにダンスサークルのステージは終了し、とたんに今までいた人は何だったのか思うほど去っていき数えるほどの人しかそこにはおりません。好きなとこどこでも場所確保が可能なありさまです。ま、ギャーテーズのライブですしね。


東京大学 五月祭ギャーテーズというのは知的障害を持つ清僧がボーカルなどで参加している即興バンドです。かつてギャーテーズを追った映画「FREAK OUT」があり観に行ったことがあり、ライブも確か一度観に行っています。得体のしれないパワーに圧倒されたことを思い出します。今ではメンバーが施設に暮らしたり、別の仕事をしていたりして滅多にライブの機会がないのですが、五月祭にギャーテーズが降臨するということを聞きつけこれは観ないとと思って駆けつけたわけなのです。


東京大学 五月祭ギャーテーズを知っているのであろうか、何かが始まるらしいということなのか、ぼちぼちと人が集まってきています。ぼちぼちとですけど。そして演奏が始まりました。健常者のキーボード、ドラム、ギター、ベース、そして障害者の3人のボーカルによる音塊は東大の五月祭という実に健康的な空間をぐにゃりと曲げてしうかのような奇妙なグルーブを持っています。唸っているだけで何を歌っているのかそのほとんどよく分からないのだけれど魂の叫びを聴くような気がします。最高です。いいものが観られました。会場も程よく盛り上がってました。
東大から上野恩賜公園まで歩いて水上音楽堂でおこなわれているパンダ音楽祭の音を少しだけ聴いて帰宅。