パラオ恋しや

[散策][アート]はけの森
様々な作品やコレクションの展示をぶらぶらと観て回るのが好きなので美術館にはよく行くのですが、小金井市立はけの森美術館というのがあるということをつい最近になって知りました。財団法人中村研一記念美術館の寄贈を小金井市が受け、2006年4月に開館したのだそうです。湧き水があるところが好きで都内を訪ね回ったりしたことがあります。国分寺崖線のはけに美術館があるということで興味を引かれます。現在は「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館所蔵作品による猪熊弦一郎展 どんなことをしても僕なんだ」が開催されているということで行ってみました。


美術館は武蔵小金井の駅から歩いて15分ほどのところなのですが、今日はあまりにも暑いのでコミュニティバスで移動しました。美術館は元々は中村研一のアトリエだったところだそうです。国分寺崖線の下には美術の森という緑に囲まれた湧き水も観られる空間が広がっています。そこからははけの道と名付けられた小川に沿った小道も見られます。緑と水に囲まれていると暑さも忘れます、と言いたいところですが今日は暑すぎます。


美術館はこじんまりとしていますが落ち着いたいい雰囲気の建物です。猪熊弦一郎の展示も常設展示のようにはまって見えます。上野駅の壁画の原画や三越の包み紙のデザインのモチーフとなった石なども展示されています。いい美術館、いい展示ではありました。