乾通り

桜がどこも満開です。染井吉野はエドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれたと言われており、種子では増えることが出来ないため接ぎ木、あるいは挿し木で増やしたものだそうです。元々は一本の木であり、いわばクローン植物なのです。一斉に咲いて散るのもそのためと言われています。染井吉野であればどれ観ても一緒と言ってしまうと身も蓋もないかもしれません。
ならばいつもとは違うところの桜を観てみましょうかと皇居にやってきました。普段は入ることのできない坂下門から乾門までの乾通りが一般公開されるというのです。前々からこの情報は入手して狙っていたのです。ですが朝、テレビでこの事を伝えている番組がありました。混まなければ良いがと思いつつ坂下門へと向かいました。時間は開門時間の10時を超えていました。東京駅の改札が既に年配の人で混み合っています。やばいかもと思いつつ長期戦に備えてトイレに寄り現場へと。
坂下門の手前の手荷物検査のゲート前には既に人の行列が出来ています。なかなか進みません。人混みはやだなとか思って振り返ると後ろに人がいません。あまりの人の多さのため気が付かないうちに迂回するように誘導されていたようです。ということで最後尾です。前は大混雑なのに後ろは妙な空間ができています。前の人を追い抜くわけではないので後ろにできた妙な空間を行ったり来たり、列は進まないけど人混みの中にいないだけ良かったかも。


1時間ほど待って荷物検査、ボディチェックのゲートを抜け、坂下門から皇居の中へ。桜の木はそれほど多くはないのだけれど、満開で時折吹く風に花びらが舞い散って綺麗です。それよりも皇居の中に入れたということでキョロキョロとしていたわけなのですが。


平日という事もあるのか年配の人が多いですね。ツアーで来ている人もいるようです。
だらだら歩いて坂下門から乾門まで20分位でしょうか。天気も良かったし、ちょっと変わった散歩が出来たなという感じです。


北の丸公園を抜けて千鳥ヶ淵へ。桜はこちらも満開。桜は皇居の中よりもこちらの方が良いかもね。
靖国神社で奉納相撲があるというので行ってみますが、少し時間が遅くなってしまったので間に合わずなのでありました。