希望の国

映画の日でもあります。有楽町 ヒューマントラストシネマ有楽町で園子温監督の「希望の国」を観てきました。原発事故後の架空の物語です。
園子温監督のいつもの練られたストーリー、映像とは違う、自己の現場での取材を通して得られたストレートな思いが作品になっているように思えます。これは新しい戦争なんだといいます。
原発事故後、音楽、芝居、映画、アートなどで原発を扱ったものを比較的積極的に見聴きしてきたつもりですが、その中で七尾旅人の「圏内のうた」が印象に残ります。ベタなんですが、こうしたことを歌にしてしまえることに感動します。「希望の国」にも似通ったものがあるようにも思えます。