14の夕べ
東京近代美術館で60周年記念企画「14の夕べ」。今日は小杉武久「回路 Circuits」。美術館の前庭では「夏の家」というスタジオ・ムンバイによる作品が出来上がっています。日本酒が振舞われています。いただきました。何杯も。
美術館のエンタランスでは湯浅学のDJが展開されています。ヤバイです。
小杉武久の演奏は8時から。小杉武久が持つ煤払いを持って、高橋悠治が箒を持って会場に現れます。マイクが仕込まれていて拾われた音が変調され轟音で流されます。箒を持つ高橋悠治の姿はレレレのおじさんのようにも見えます。レレレのレ〜な電子音が次々と展開されます。
横に置かれたスピーカーのコーンの上に様々な物が乗せられ振動で音を放ちます。最後には梱包材で包まれます。光に反応する素材での演奏。6チャンネル音移動システムとか。高橋悠治も小杉武久も今年で74歳なのですけど、凄すぎます。