ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

東京巡礼歌

新宿 J・A・シーザー コンサートやみそうで、いつまたってもやまない、鬱陶しい雨の休日の午後。最近の天気は平日に仕事をしている人に嫌がらせをしてるとしか思えない。
夕方からは新宿歌舞伎町へ。かつての新宿コマの前の広場ではアニソンのDJのイヴェントが行われています。コスプレの方も観られます。踊っています。うぉぉぉ〜と男の低い声。盛り上がってます。そんなことが行われている広場の隣の建物にある新宿FACEで新宿 J・A・シーザーの30年振りになるというコンサート「山に上り告げよ」を観てきました。万有引力の芝居の劇伴で演奏するシーザーの姿は観ていますが、本人が表に出て演奏する姿を観るのは初めてです。開演前の会場には万有引力の芝居と同様にループする音が流れています。演出は芝居のそれの延長でしょうか。
一曲目は万有引力の俳優陣らがステージ全面に現れ歌う「絶対運命黙示録」です。ド頭からウテナです。背筋がゾクっとします。次は「バーチャルスター発生学」。小見川千明が歌います。そして少女革命ウテナの劇中歌を続けて演奏。これだけでお腹いっぱい感。席は前から3列目。がっつり観てきました。ただ両サイドのスクリーンに映された演奏する曲に合わせた映像がよく見られなかったのが残念。
その後、それまで脇で太鼓を叩いていたシーザーが中央に現れアコギを弾きながら歌います。力強い、変わらない歌声。途中からは盟友、森岳史がギターで参加。演奏されるのは30年の月日を越えた曲ですが、それは懐かしのではない、時を越えた揺るぎないなにか感じます。
MCで寺山修司の後、幾原邦彦に出会った事が大きかったと話していたのが印象的でした。その幾原邦彦、会場に居たはずなのですが探したのですが見つかりませんでした。