メディア芸術祭＆恵比寿映像祭

雨、何も週末に降らなくてもね。
国立新美術館で文化庁メディア祭に行ってきました。スペース・バルーン・プロジェクトの展示もありますが、Ustreamの配信をリアルタイムで観ていたのでこれすげ〜というような感動はありません。全体的には規模も縮小したのかなという印象、これはというものには出会えませんでした。最も興味深かったのはしりあがり寿の「あの日からのマンガ」です。朝日新聞を購読しているの夕刊に掲載されているしりあがり寿の4コマまんがは見ていたりはします。こうしてまとめて見てみると去年は色々あったなと思うと同時に、少し前のことなのにすっかり忘れてしまっている怖さもあります。間もなくあの日から一年になります。忘れたいことは色々あるけれど忘れてはいけないこともあります。


六本木のメルセデス・ベンツコネクションに行ってみると「まどマギ」がペイントされた車が置かれています。これもメディア祭関連の展示です。公式の痛車です。
そして恵比寿映像祭へ。メディア芸術祭とは同時期に開催されるので、毎年、ハシゴしているような気がします。
夜は恵比寿芸術祭の企画のシンポジウム「映像アーカイヴの現在 02：《AA》をめぐって―音楽と映像の交差点」。出演は青山真治、長嶌寛幸、松井茂。
青山監督の話によると、撮影にあたって、後からインタビュー映像を使うなという人がいたとか。引きの映像か黒くしろと言われジャンケンををして勝ったので引きの映像を入れたとか。それでも「オーソンウエルズ」という台詞の部分だけは入れさせてもらったという。灰野氏のいい話。