脱

「ドントパスミーバイ」の発刊記念イヴェントの後、日比谷公園へ移動。原発やめろデモ!の出発地点です。素人の乱のデモは路上を取り戻そうとする愉快なもので、原発事故前からもちょくちょく覗きに行っていました。奇跡の高円寺デモ、渋谷デモ、新宿デモと続いた脱原発デモ、今回は東電を始めとする電力会社の本店などが点在する銀座でのデモです。どかどかうるさいロックバンド、パンクバンドが荷台で演奏するそしてDJのサウンドカーも出るデモです。
日比谷公園につくと人が集まっています。若い子が多い。今回は何かが違う？いやいや日比谷野外音楽堂で行われる渡り廊下走り隊の開場を待つ人なのでした。確かに何かが違いました。
デモの出発前の集会の行われているとことに行ってみると小熊英二のアピールが行われているところです。その後、毛利嘉孝、鶴見済、雨宮処凛、そして変なとこでも話題となった制服向上委員会など。
その後、銀座の街の中を歩きます。東電本店前では放射能をに見たてた黒い風船が空に向かって飛んでいきます。それにしても警察多いです。囲まれています。ガードを抜けたところでは見ている前でデモ隊と警察が一悶着。逮捕者が出たのはこの時なのでしょうか？
デモの隊列に入ったり出たりしているうちに制服向上委員会の女の子たちとサウンドカーのいるグループに合流して一緒に歩いて行きました。
デモの後は新橋駅前のSL広場で集会。ジンタらムータも演奏。しかし暑かった。
原発については反にしろ脱にしろ推進にしろ声を自由に発せられない空気があります。せめてそんな状況だけからは抜け出したいと思うのです。
ニュー新橋ビルのトイレを借りに行ったら、掃除のおばさんが「反対反対言っても無くなんないんだよ」とぼそっと言っていました。