企画AV女優

新宿K's cinemaのモーニングショーで佐藤寿保の「名前のない女たち」。企画AV女優の物語です。不器用だけど、それでも生きている人たちが出てきます。とても人事とは思えず、妙な共感を覚えてしまします。
コミカルだったり、女の友情が生まれたり、電波だったり、色々詰め込んだなとは思うものの想像力で繋げていくとなかなか楽しめる作品です。
渋谷川から眺める渋谷の街の風景が美しいです。というか、実際、見てみたいです。
最後に流れる戸川純が歌う、平沢進が編曲を務める「バージン・ブルース」がズズンときます。モデルプロダクションの怪しい社長を演じる鳥肌実の香ばしさがたまりません。
予告編でいきなり「バイバラビンバ」が流れてきてドッキリ。この歌、好きです。それが朝の映画館で流れてるなんて。「nude」という映画の挿入歌に使用されているようです。いい歌を使っている映画はいい映画です。この映画もいい映画とは思います。