Strange and Beautiful
雨の週末です。
清澄の丸八倉庫にあるギャラリーを散策。タカイシイギャラリーの伊藤存「四月パカ」は布に刺繍で描かれる作品。素材の質感もあるのでしょうか、温かさを感じます。小山登美夫ギャラリーでは「ジェラティン展」。こちらはぶっとんでいます。壁の穴を抜けると石庭が再現されていておどろかされます。この石庭で4時からはインスタレーションがあるようですが、時間があいません。改めて見に来ようかと思います。
他に、ヒロミ ヨシイでヒロミックス「早春、心の輝き」、小山登美夫ギャラリーでナオミ・フィッシャー「ライン・イン・ザ・サンド」、シュウゴアーツで田口和奈「そのものがそれそのものとして」。
日本橋に移動して丸善の中を抜け地上へ。まだ、雨が降っています。ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アートでジョン・ルーリー 「ストレンジ・アンド・ビューティフル」展。ジョン・ルーリーというとラウンジリザーズでの演奏を思いだします。アート・リンゼイの参加していた、テオ・マセロのプロデュースによる1stはよく聴いていました。フェイク・ジャズなどとかいってちょっととぼけた感じは、ジム・ジャームッシュ監督の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」、「ダウン・バイ・ロー」や、自身が監督した釣り番組にもありました。今回の水彩による作品も脱力な感じがあります。
銀座に移動してギャラリー小柳で内藤礼「カラー・ビギニング」展。天井から吊るしたか細い糸が電熱器に暖められ揺らぐという作品は、横浜トリエンナーレの際に三渓園の小屋でも見られたものです。ギャラリーだとまた感じが違います。そして青木画廊で七戸優展。