美しく生きる

雨もやみ、午後からが晴天。でも異様な温かさで気分が悪くなりそうです。着ていくものにも悩み、二度三度、家を出たり引き返したりです。
銀座の駅を降りて地下から上がると警察車両が待ち構えています。エルメスに突入しシンドラー社のエレベータに乗り込み8階へ。メゾンエルメスで開催中の「ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー展」を見てきました。
ジャネット・カーディフの展示「The Forty-Part Motet 40声のモテット」では、B＆Wのスピーカーが40個、会場を包み込む様に並べられています。40人による合唱曲です。各パートを受け持つ歌い手の声が、それぞれのスピーカーから聴こえてきます。5.1chdどころではない40chの音に浸れますが、歩き回って、スピーカーに近寄ったりして一人の人の声だけを聴くという事も出来ます。
ジョージ・ビュレス・ミラーの映像作品は真っ暗闇のスペースで見る事になります。懐中電灯の灯りひとつで下る川の映像と音が流されていま。気配が妙に気になるものです。


日本橋から銀座、そして日比谷公園へと向かうWORLD PEACE NOW 3.20のパレードの様子を覗いてから、松屋銀座で「美しく生きる 中原淳一展 愛する心」。この松屋で1936年に開催された人形展が、雑誌「少女の友」の挿絵を描く事に繋がったそうです。人形や挿絵の原画、そして「「少女の友」、それいゆ」、「ひまわり」、「ジュニアそれいゆ」、「女の部屋」などの雑誌が見られます。乙女な気分です。