コロッケ蕎麦

銀座銀座です。「死後さばきにあう」と書かれた看板を持つ人は年末の風物詩かもしれません。これを見かけると年末になったんだなという想いになるのです。キリスト教や仏教、神道が一気に駆け抜けていくカオスなモードへの突入です。
そば所よし田で名物のコロッケそばをいただきます。コロッケと蕎麦とはどこでどうすれば出会う事になるのか、それこそ手術台の上のこうもり傘とミシンの偶然の出会いなのかとも思います。洋食といいつつも、それが日本的な食べ物があることを思うとこれはこれでありなのかなとか、というか和風だしの汁に微妙に混じる油と醤油がしみるジャガイモはありです。
よし田のコロッケはいわゆるそれではなく、つくねを揚げたようなもの、でもそれはそれで蕎麦としては、いかがなものかとも思うのですがそれもありです。
ギャラリー小柳で「束芋-ハウス」。ヴィデオ・インスタレーションです。アニメーションです。プロジェクターで映し出させる映像はハウスというタイトルにあるように部屋に家具や日用品が腕によって持ち込まれていきます。タコです。ぐにょぐにょです。