ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

オフセット

1950年代日本のグラフィック文京区水道にある印刷博物館に行ってまいりました。凸版印刷が設立した印刷文化に関する展示が行われている博物館です。「デザイナー誕生:1950年代日本のグラフィック」展は今日が最終日です。戦後のポスターや新聞、雑誌の広告や商品パッケージや包装紙など、並べられている数々の商業デザインはどれもがモダンでありながら時代もあるのでしょうか、おおらかさが感じられます。
1階のギャラリーでは「グラフィックトライアル2008」展が開催されています。オフセット印刷のグラフィック表現の可能性を探るトライアルだそうで、廣村正彰「印刷原点を視覚で捉える」、永井裕明「美・味・品の三拍子揃った幕の内弁当を」、高井薫「紙とインキでやりたかったことは・・・・・・」、米津真理「感触のイメージを膨らませると」と4人がそれぞれのテーマで実験的なポスターを制作過程とともに展示しています。
オフセット印刷については素人なのでよく分かりませんが、通常の印刷の制約の中では表現しきれない可能性があることが分かりました。そして銀座に移動してアップルストアの3階のシアターで行われた、廣村正彰、永井裕明と凸版印刷側のプリンティングディレクターの尾河由樹、森岩麻衣子のトークイヴェントでグラフィックトライアルの作品の制作の話までも聞いてしまいした。


都内は警官がそこここに、いつでも殴りかけられるように棒を手に握りしめ立っています。いつでも殴りかかってこられてもいいように、気を使いながら歩いています。