ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

人形

銀座エルメス銀座の大通りに出て、銀座人形館に立ち寄りました。「和人形展」が開催されていて、色々な作家による様々な和の人形が展示されています。ひな祭りももうすぐですが、それとは趣を異にする妖艶な人形など愉しみました。
そして松坂屋の裏手の雑居ビルの中にあるヴァニラ画廊で小山哲生展「耽醜の美〜Last Dolls〜」。小山哲生は1960年代には表現活動をビタミン・アートと称して活動していた超前衛のアーティストだそうです。それは子牛を連れて登場して、ナイフでその子牛を刺して舞台を血だらけにしたり、ある時は会場に糞尿をまいたりといったようなものだったりしたそうです。(似たようなことが1980年頃のライヴハウスでも、、、)
展示はインドなどを放浪した後に作成された身体の中に様々な人間のパーツが埋まっているゾンビのような人形などです。一体はマリリン・マンソンだったりします。会場には異様な電波を放ついます。小山哲生だったのかもしれません。
その後は、銀座エルメスの8階にあるメゾン・エルメスで「サラ・ジー展」。画鋲やペットボトル、レシート、包み紙など日常にあるものを素材として、積み重ねたり、貼ったり、釣ったりして作品にしています。雑にものが置かれているように見えますが、そこにはサラ・ジーの一定の規則があるように思えます。私の部屋を思いました。雑に見えるかもしれませんが、どこになにがあるかは、全て把握していたものでした。数年前までは、、、
その後、スパン・アート・ギャラリーで「黄金漫画黄金時代展」。御茶漬海苔、蛭子能收、花輪和一などの作品の展示です。「Jam」、「Heaven」に描いてた頃が蛭子能收の黄金時代でしょうか。