ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

愛の予感

愛の予感目を覚ましてしばらくすると耳鳴りに目眩に嘔吐、なんと言う日曜日なのでしょう。しばらくベッドで死んだようにしていたら、何事もなかったかのように平常に。
午後からはポレポレ東中野小林政広の脚本、監督、主演作「愛の予感」を観てきました。男が工場で働き、寮に戻って風呂に入り、食堂で夕食を食べ、また工場に働きにいき、女は食堂で食事を作り、洗い物をして、寮に戻るという、ただただそれの繰り返しの映像が続きます。ミニマル・ミュージックを思いながら観ておりました。ミニマル・ミュージックであれば単純な反復を繰り返すうちに生じるずれによる細かな変化が、気がつくと展開していたりするものです。映画は同級生を刺し殺した事件の加害者の少女の母と被害者の少女の父の偶然の再会の物語です。繰り返しの中に展開を求めてみてしまうのですが、寂しい風景が続くだけです。それでも微妙な変化に永続するものを感じさせてくれます。