浅草線で東銀座から浅草橋に移動して、パラボリカ・ビスで三浦悦子 「聖体礼儀―記憶の饗宴」展とやなぎみわ『Fairly Tale 老少女綺譚』展。 やなぎみわは、寓話をもとにした老婆と少女のが繰り出すおどろおどろしくて耽美的な世界を映像化したものの完結編とでも言えるのかもしれません。三浦悦子の展示では、廃墟のような薄暗い展示会場に球体人形などが長いテーブルに置かれています。それらの人形はパーツが縫い合わされていたり、部分がもげていたり、細い針が無数に刺されたりしています。痛々しくもありますが、穏やかな気持ちにもなります。