包帯

昼は青山のくろ麦で鴨せいろをいただきました。このお店はぶっかけという、椀に盛られた蕎麦に鰹節や山菜をのせ、汁をまとわせ食すものがあり、かなり気に入っているのですが、暖冬とはいえ吹く風に冷たさを感じるうちに鴨の汁を味わっておきたいという気持ちが上回り、今日は鴨せいろです。微妙に存在をアピールする蕎麦が鴨に負けていません。
その後、銀座の古めかしい雑居ビルの4階にあるヴァニラ画廊で「ロマン・スロコンブ」展包帯に巻かれたり、車椅子に乗せられたり、ギブスをはめられたりする少女の写真の展示です。消毒のアルコールの香りが感じられる病院の衛生的な印象もありつつ、エロティックでもあり、それでいて郷愁も感じるものです。