ヘブン

三軒茶屋では三茶de大道芸今年もあと2ヶ月と少し、店にはクリスマス関連の商品も並びだしているというのに、暑さを覚えます。
昨日今日と三茶de大道芸というイヴェントが行われてます。今年は三軒茶屋のパブリックシアターでも見ることが出来ま
す。夕方からバーバラ村田やBooly Oooly Companyなどを観てきました。立派な劇場で大道芸を観るのもいいものです。でも大道芸は街の中で観る方が醍醐味があります。かつては渋谷駅のあたりでも怪しげな芸を観ることができました。最近では石原閣下の時代になりヘブンアーティストというライセンスを持たない人は公共の場所で芸ができなくなってしまっています。
帰宅してから「エロの敵」の安田理央が書いた「消え行くエロ本文化」を読む。思えばモノクロページのサブカル、アングラの記事を読みたくて買っていた記憶があります。白夜書房の「写真時代」は象徴的でエロなグラビアがある一方で赤瀬川原平、平岡正明、糸井重里、朝倉喬司などの文章が読めました。グラビアも荒木経惟でしたから今、思えば豪華なものです。蛭子能収の漫画も掲載されていた自販機本の「JAM」などにも前衛音楽の記事がありました。エロ本も今では読むところがなくなってしまっています。ネットの時代になり見るところもなくなっているようです。