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再開発

世田谷区の下北沢再開発:審議会、計画を承認 傍聴者から「乱暴」の声も


世田谷区の下北沢駅前に道路やロータリーを整備する再開発計画案について、区都市計画審議会(会長=東郷尚武・元東京市政調査会常務理事)が18日開かれ、採決の結果、計画案を承認することを決めた。審議会では都市計画法17条に基づく計画案の縦覧で、区が賛成の意見書の下書きを作成し、一部市民に渡していた問題も指摘され、傍聴した区民から「このような状態で、答申をまとめるのは乱暴」との声が上がった。
審議会では、区側が計画案の縦覧に対して提出された1051通の意見書の要旨を公開し、賛成意見が4割にとどまったことを報告。また、複数の委員が、区が賛成の意見書の下書きを作成したことを批判した。だが、採決では、会長を除く出席14人のうち自民、公明両党の区議や商店会長ら9人が計画案に賛成し、審議会として計画案を承認する答申を出すことが決まった。
審査会終了後、東郷会長は「行政側に、市民の意見を特定の方向に誘導するような行為があったのは、公平性、公正性の点で問題がある」とした上で、「このような状態で決着を付けるのは苦渋の選択だった」などと述べた。

mainichi-msn 2006/10/19

下北沢再開発の計画案が承認されました。判断の材料にもなった意見書の賛成票には世田谷区の工作員の誘導もあったことが報告されてます。それでも反対票は6割を占めるのに再開発を押し進めなければならない世田谷区の事情とは何なのでしょう。下北沢に暮らす人々の意見をもう一度、広く聞いてみる必要はないのでしょうか。街を行き交う人の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。街の将来を真剣に考えているのか疑問が残ります。世田谷区の一部の地区の問題にとどまることではありません。識者の話も色々と聞いてみたいと思います。本当に美しい日本を考えているのでしょうか。一度、壊してしまったらいくらチャレンジしてみても元には戻ることはないのです。