キノコ

立ち寄った中野ブロードウエイのタコシェでは長尾みのるの原画展が開催されています。1969年に発表されたチェ・ゲバラなどの革命家への思いから描かれたイラストーリー「革命屋」が復刻されています。その原画が店内に展示されています。時代の空気が伝わってきます。「TH」特集・奴隷の詩学、蜂巣敦「殺人現場を歩く 2」、きのこをめぐるカルチャーマガジン「きのこ」を購入。「きのこ」はキノコ愛好家サークルである日本キノコ協会が発行するキノコ専門の雑誌です。キノコそのものだけではなく、キノコ料理やアートや文芸など、とにかくキノコが関係していれば取り上げるところがすばらし。特集が「異類たちの夏」ということで鬼、妖怪などの鬼の子、くらげ、なまこなど異形のいきものである奇の子、イメージが具現化した気の子、それらを森に息づく異類である木の子の仲間として取り上げています。何でもありなのかとも思いますが、そう言われると、繋がるものがあるのかとも思えてきます。クラゲの形はキノコに似ています。