ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

阿部薫

ガラスの墓標 [DVD]
レンタル半額ということで三軒茶屋TSUTAYAセルジュ・ゲンズブールの「Cannabis - ガラスの墓標」と若松孝二の「十三人連続暴行魔」を借りました。
「十三人連続暴行魔」は羽田近辺のの多摩川を舞台とした物語です。同じ羽田を舞台としたものに瀬々敬久の「羽田へ行ってみろ、そこには海賊になったガキどもが今やと出発を待っている」があります。どちらの映画にも下元史朗が出演しています。「十三人連続暴行魔」で興味深いところは音楽を伝説のジャズ奏者である阿部薫が担当しているのみならず、多摩川阿部薫本人が「アカシアの雨がやむとき」を演奏する姿が映されていることです。
阿部薫のパートナーである鈴木いづみとの壮絶な愛を極めた生き様は、後に若松孝二により「エンドレス・ワルツ」という映画にもなりました。阿部薫を演じていたのは町田町蔵町田康)で鈴木いずみは広田玲央名でした。灰野敬二の役は本人の灰野敬二です。公開当時は意識していなかったのですが、フェダインも出演していまして、今でこそ渋さ知らズで知られる不破大輔もその映画には映されていてことを思うと、改めて見てみたいと思うのです。
「十三人連続暴行魔」には後にノイズ・ミュージックのC.C.C.C.のメンバーとして活動することになる日野繭子も出演していることを考えると凄過ぎます。