猫ストーカー
昼は神保町交差点の近くの喫茶店さぼうる2でナポリタンをいただきました。
書肆アクセスで浅生ハルミン「私は猫ストーカー」(サイン入り)、「ボブ-booklet of booklets」、「戦争と漫才-慰問品の”読む漫才”として作られた珍しい台本」を購入。「私は猫ストーカー」は猫は飼い主に見せたことがないような姿があるのではと路地の猫の後をつけ回した記録です。街歩き好きの私には、猫に引かれて彷徨う過程が興味深い一冊です。「ボブ-booklet of booklets」は中野のタコシェと大阪の貸本喫茶ちょうちょぼっこが編集したミニコミのガイドブックです。ネットで情報が発信できる時代ですが紙の媒体には今でも愛着があります。見ると「車掌」や「貧乏人新聞」「harappa」「奇人研究」「CUKR」「G-Modern」など手元にあるミニコミがいくつか紹介されています。
茶房きゃんどるで一休み。今では最新型のビルに収まってしまっていますが、かつてはこの店は、すずらん通りを入ったところにある蔦のからまるこじんまりとした建物にあり、時代が止まったかのような店内にはエアコンもなく古風な扇風機が静かに風を送っていました。時計の音しか聞こえない空間はそれでも暑さを忘れさせてくれるものでした。植草甚一も立ち寄っていたようです。今では椅子やテーブルが当時の様子を思い出させてくれます。
新宿タワレコでKath Bloom「Come here」などを購入。