不思議・少女

夜、ペリカン便がアマゾンに注文しておいたCD「テクノマジック歌謡曲と真鍋ちえみの「不思議・少女＋」を届けられました。
「テクノマジック歌謡曲」は同時に発売になる「イエローマジック歌謡曲」がYMOが関わった楽曲を集めた者であるのに対して、YMOは関わらないのですがピコピコした80年代テクノの空気が感じられる歌謡曲が集められたものです。
YMOは関わってはいないとはいうもののムーンライダーズの面々や清水信行、小西康陽、戸田誠司などYMOとは関係する人たちの作品が並びます。一方で船山基紀、若草恵などの歌謡曲側の人の職人芸も見逃せません。比企理恵の「超能力美少女」はこれぞテクノ歌謡でいい感じです。つちやかおりの「哀愁のオリエント急行」が収録されているだけで個人的には満足です。キワモノ的な作品が多いのは当時テクノの置かれていた位置からくるのでしょうか？ノスタルジックな古き良き時代の未来感覚とでもいいますか。レトロ・フューチャーなんて言葉があったことを思い出しました。
「テクノマジック歌謡曲」にも1曲入っている真鍋ちえみの「不思議・少女＋」は1980年代初期に細野晴臣がスーパーバイザーを担当したテクノ歌謡の極みの1枚ですです。アナログも持ってはいるんですけどCDで発売ということで改めて購入しました。当時のアナログについていたjupiter-8やprophet-5などのアナログシンセがちりばめられたポスターも、ちょっと小さくなって再現されています。
早速、iPodに入れました。