一柳慧作曲オペラ横尾忠則を歌う

渋谷のタワレコで「一柳慧作曲オペラ横尾忠則を歌う」という4CDボックスセットを購入。これは1969年に横尾忠則と一柳慧が組んで出した2枚組みの世界初のピクチャーレコードがCD化されたものです。限定１０００セットだそうです。アマゾンで注文していたのですが、店頭に並びだしたので早く手に入れたくなって買ってしまいました。当初2004年10月30日発売の予定が12月7日に延期され、12月26日に再び延期となり、さらに延期されようやく発売になりました。
ボックスはLPサイズで、発売時の横尾忠則によるジャケットが再現されています。外だけでなく中までも横尾作品がこれでもかというくらい溢れています。天井桟敷関連のものなど1960年代の横尾のポスターのポストカードが24枚も入っています。64ページあるブックレットには横尾忠則の書き下ろしエッセイや雑誌「話の特集」掲載の1968年の一柳と横尾の対談の復元、そして2004年の一柳と横尾の対談」、東野芳明、寺山修司、秋山邦晴らによる当時のライナーノーツなど豪華な内容です。小野洋子の最初の旦那でもある一柳慧のコラージュや電子音による実験的な音は今でも刺激的です。おなかいっぱいです。