グリーンデイル
吉祥寺のバウスシアターでニール・ヤング/バーナード・シェイキーの「グリーン・デイル」を観ました。ニール・ヤングのアルバム「グリーンデイル」では、架空の街「グリーン・デイル」に住むグリーン家の寓話を曲にしたものでした。この映画はそのアルバムの曲の流れに合わせ進んでいき、アメリカ郊外に住むと思われる登場人物は曲に口パクで合わせていくことで、詞がそのまま登場人物の台詞となるというものです。今回の公開は爆音レイトショーということで、本格的なPAを用いての変な細工のない大音量で再現されていて音圧を体で感じられるようなものでした。現代の米国を巣食う病理にも触れますが、先の大統領選挙では、田舎とされる地域のブッシュ支持が多いことを考えますと、この映画に見られる郊外の風景にはむなしさも感じます。
吉祥寺から井の頭線、京王線、世田谷線で帰宅。