ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

草間彌生

草間彌生
神田神保町の一茶庵で田舎せいろをいただいてから、竹橋の東京国立近代美術館で「草間彌生――永遠の現在」展と木村伊兵衛展。
草間彌生は最近では大きな個展を森美術館で開催していましたが、今回は少女(?)期に書かれた作品から最近の作品まで見ることができます。ドットと恐ろしいまでの少女趣味にやられましたって感じです。
その後、神保町へ。神保町の南側は再開発ですっかり様変わりしてしまいました。歩くには面白みがなくなってしまい、この辺にはもう立ち寄ることはあまりないでしょう。きゃんどるという喫茶店を除いては、、
茶房きゃんどる
茶房きゃんどるは以前は書泉グランデの脇の道を少し入ったところにありました。蔦のからまった古い小さな西洋風の建物で、分厚い木のドアを開くと、店内にはこじんまりとした木のテーブルと椅子が置かれていました。もう何十年も時間が止まってしまったような空間です。とても静かです。暑い夏でも冷房はありません。出窓に置かれた扇風機があるだけです。その扇風機も店とともにそのまま古くなり、アンティークになってしまったという風情です。古本屋巡りをした後に寄ると暑さを忘れさせてくれました。冬は暖炉に置かれたガスストーブが部屋を暖めていました。植草甚一もよく訪れたといいます。その店もいつのまにか閉店となり建物もなくなってしまいました。その茶房きゃんどるが神保町の再開発で新しくできた巨大な建物の一階に一昨年オープンしたのです。もちろんあの頃の店とは違うものになってしまっています。ただ、椅子だけは昔と同じものが使われているのです。
キントト文庫神保町では好例の古本祭りのはずなのですが、生憎の雨で路上での販売もままならず、盛り上がりません。キントト文庫書肆アクセスをチェック。書肆アクセスはマイナーな小出版社や地方の出版社の本や雑誌が手に入り重宝しております。スヰートポーズで餃子を食べてから新宿へ移動。
新宿三越がリニューアルしたようなのでついでによってみました。ロフトは渋谷とさして変わることはなく新宿にもできてちょっと便利かなの感じ。ジュンク堂は平積みをせずに大きな書棚が図書館のように立ち並び本がぎっしり詰め込まれています。店舗も2フロアに渡りかなり広いです。よく見たわけではないのですが音楽や映画、アート系や思想、精神世界ものもただ量が覆うというだけでなく品揃えも充実してるようです。使えるかも。ディスクユニオンでHACOの新譜などを購入。