剰余価値分解工場

吉祥寺にあったマイナーでは「愛欲人民十時劇場」「剰余価値分解工場」といったイベントが行われていたと文献（←雑誌）では知っていたのですが、実際に観にはいけてはいませんでした。今夜は渋谷二丁目の元は青い部屋だったラストワルツで「剰余価値分解工場2014」で観てきました。今でもこの小屋の内装は青いです。
工藤冬里がピアノを弾きまくっています。実は工藤礼子のパフォーマンスを観たくて来たのですが体調不良とかで今回は出演されず残念です。


続いて2台のテープレコーダーを使った発信音とホーミーの鈴木健雄とエレキ大正琴の竹田賢一。いい大人が変な音を出し合っています。素敵です。その後に出てきたのは山崎春美。マイクのコードがその後に演奏するカミッサのシンセのケーブルのからみ合っていて気になってしょうがありません。案の定、ステージ上で痙攣する山崎春美がシンセをスタンドから床に落としてしまうことに。その際マイクも持っていかれて身体を揺らす山崎春美の姿もなかなか楽しいものです。
そして白石民夫とカミッサ大凶風呂＋高橋幾郎です。山崎春美が暴れた後とあって、シンセが大変なことになりマイクも不調になっていたりとか、それでもカミッサはニコニコしてていい人なんですね。惚れます。最後は山崎春美や工藤冬里も加わり、ハッピーバースデーの歌。今日は白石民夫の誕生日なのです。悪夢のようなハッピーバースデーの演奏です。