町工場のブルース
京都声活という、KBS京都が運営する通販サイトから「京都フォーク・デイズ 〜ラジオで聴いた青春の歌〜」という4枚組ボックスセットが届きました。
フォークが先鋭的な音楽だった頃の作品を集めたものです。高田渡や五つの赤い風船、遠藤賢司など知られているものから、途中からヨーデルになったりする藤村直樹「町工場のブルース」なんてものまでも入っています。
ザ・フォーク・クルセダーズ解散コンサートも聴くことができます。
昔のフォークを歌っていた人を集めた番組ってつまんないものばかり。先日もテレビ東京で「夏祭り日本のうた」という番組があり、フォークのコーナーがありました。去年よりずっときれいになった人や、小さな石鹸カタカタなった人など、お決まりの人達が出ておりました。
そこにマーチンを抱えた遠藤賢司が出てきて「夢を叫べ」を絶唱したのです。5分間、歌いきりました。不滅の男です。久々にテレビを見て感動しました。これはフォークとか音楽とかいう形態など突き抜けた世界、まさにエンケン・ワールドなのでした。