大友良英3days

新宿PITINNで大友良英3daysの二日目に参戦。
特殊セッティング。本来の客席の中央にはドラムが組まれています。そのまわりを囲むように椅子や床に座ってみるというものです。ステージも今日は客席になっています。他の奏者は客に紛れるようにいます。浅草のアサヒ・アートスクエアのライヴでも見られたようなセッティングです。
1stセットはギターの大友良英、ハウリング・ヴォイスの吉田アミ、サイン・ウェーヴのSachiko M、ベースのAYA、パーカッションのAiによる即興。すぐ近くに吉田アミさんがいます。絶叫とギターのノイズとが重なりあう瞬間にはっとさせられます。色々なところから、色々な音が聴こえてきます。場所が違うと、聴こえ方も違ってくるのでしょう。じっと、同じ場所で聴かなければならないのというのが、残念です。音の響きの一部分しか体験できていないような気がするのです。
2ndセットは、大友良英(G)、水谷浩章(b)、芳垣安洋(ds)による即興です。まるでドラムの芳垣安洋の周りを客が囲むかのような感じ、愉快です。
最後は全員による即興。妙な緊張感と心地よさを感じます。
そして、殺人的なスピード感のアンコール。堪能いたしました。