アジアン・ミーティング

浅草、大黒屋で海老天丼をいただいてから、黄金のあれのようなものを冠するビルにあるアサヒ・アートスクエアで「アジアン・ミーティング・フェスティバル 2009」。「ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置展」の展示も兼ねたものとなっております。
薄暗い会場のあちらこちらには、楽器や音を発する装置のようなもの、そして無数のスピーカーが置かれています。天井から吊るされた白熱球が明滅しています。これまでのENSEMBLE展にも見られたような風景が、また新たな風景として再現されています。全席自由です。置かれた楽器や機材をよけるように歩き、適当に空いている床や椅子に座ります。
毛利悠子の機材はプリンターあり、よくわからない動く仕掛けがノイズを発していて惹かれます。演奏方法はゼリーをスプーンですくって食べたり、キッチンペーパーでふいたりするものだったりします。
大友良英のほか、吉田アミ、Sachiko M、毛利悠子、やくしまるえつこなどが日本からは参加します。そしてシンガポールの奇才、ザイ・クーニン、エレクトリカのヴィヴィアン・ワン、韓国のリュウ・ハンキルなどが参加します。演奏は参加者から数名による組み合せのセッションです。ギターだけとか、女性だけとか、様々な組み合わせの演奏が聴かれます。
ピー、キュウイーン、ガ、ガ、ガ、キー、キー、ミューン。即興です。面白い。様々な音と光が同じ空間の中に存在し、紡ぎ合う様が最高に面白いです。
昨日もあって、そして明日もあるのですが、また違ったものになるようです。
会場で大友良英「ENSAMBLES」を購入。