ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

天国注射

新宿 新宿三丁目 21世紀天国注射の朝夜は新宿三丁目のSPACE雑遊で行われる「21世紀 天国注射の朝と宴」というイヴェントに行ってきました。1980年の前後に行われていた「天国注射の昼」が、また開催されるというので、これだけはなんとしても行かなければと馳せ参じたのです。2日間開催される「天国注射の朝と宴」のうち、今日は「朝」の日です。オールナイトです。朝までです。しなきゃいけないことが山積みなのに、オールすると明日以降、死ぬ事になるので、残念ではあるのですけれど帰れる時間まで見て帰ってきました。
会場は新宿2丁目の交差点近くの地下のこじんまりとしたスペースです。椅子はないので床に体育座りなどして見ます。客は7~80位はいるのでしょうか。30年前の時代の空気を知っていると思われる年齢の方々も多く見られます。会場には1980年頃の歌謡曲自主制作盤の音が流れています。
この日は工藤冬里を中心とした演奏のようです。リュウセイオー龍の踊りと小間慶太、大熊ワタル、こぐれみわぞうの演奏から始まりました。劇団野戦の月にも参加するリュウセイオー龍は客の座る場所まで出てきて演奏と呼応しながら時に転んだりして天然に無邪気に踊り回ります。maher shlal hash bazが1曲だけ演奏。
続いて韓国で活動する佐藤行衛&コプチャンチョンゴルが申重鉉のカヴーなどを演奏し、原マスミが出てきて2曲唄います。演奏者が入れ替わり立ち代わり出てきます。それぞれの演奏時間が短いのが残念なのですが、色々な演奏が聴かれます。
歩く人休憩を挟んで、ジンタらムータの演奏、続けてA-Musikはジンタらムータのメンバーを交えて演奏します。大正琴を奏でながら力強く歌う竹田賢一の変わらない姿に感動です。千野秀一が参加できなかったのが残念です。ヴァイオリンの向島ゆり子、ドラムの久下恵生、そして作り物の犬や人形などおもちゃを並べたりつるしたりする今井次郎による演奏が続きます。かつてパンゴに参加していた人達でもあります。工藤冬里も演奏に加わります。作り物の犬を振り回す今井次郎に一人、客が怒って帰りました。シェシズの演奏を生で聴くのは今日が初めてです。向井千恵は凛とした姿で胡弓で2曲、立って歌って1曲、キーボードで1曲演奏します。演奏には工藤冬里も参加します。時間は零時をまわりこの後、山崎晴美などが見てみたいのですが、明日以降の事もあり帰ります。
様々な演奏が繰り広げられますが、今はいないはずの篠田昌已の存在がそこここに感じられます。