ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

はるのあめ帰宅途中、半蔵門線の神保町で降り地上に上がってみると、雨が降り出しています。神保町のユニオンに立ち寄り工藤波夫「はるのあめ」、奥田圭子「クレッシェンド・アンド・シングルス」を購入。
クールなのに色気がある奥田圭子の声が好きで、デビュー曲の「夢ください」を昔、聴いていました。その次のシングル「プラスティック」が氷室京介作曲、布袋寅泰編曲を担当していたということで語られる事が多いのですが、やはり、この曲は当時のアイドルとしては演奏のクオリティが異様に高くて斬新でした。「地下鉄におけるスタンリーキューブリック的考察」なんていういかにも秋元康なタイトルの曲もあります。早瀬優香子の「サルトルで眠れない」なんてのもありましたが、これも秋元康でした。「GS-たのしい知識」なんて雑誌があった頃です。
工藤冬里、礼子の長男、工藤波夫のソロアルバム「はるのあめ」は、優しいピアノの旋律とピュアな言葉で紡がれたさりげなく衝撃的な作品です。こんなすばらしい音に出会えるのですから、まだまだ音楽を貪欲に聴き続けていこうかと思います。