ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

マイ・フェイバリット・シングス

植草甚一/マイ・フェイバリット・シングスいつまでも夏の陽気が続くので、夏は大嫌いなのですが、こうなりゃこのまま一年中、夏でもいいよとか思っていたら、突然涼しくなりました。ツンデレなのはアキバの局所的なものではなく地球環境にもいえることなのかもしれません。
三軒茶屋からバスに乗って松陰神社まで行き、石はらで鴨せいろ。世田谷線で下高井戸、そこから京王線芦花公園
世田ヶ谷文学館で「植草甚一/マイ・フェイバリット・シングス」展を観てきました。J・J氏こと植草甚一の本やレコードを求めて街を散策するその生き様にどんだけ影響されてきましたでしょうか。展示はイラストが描かれた書簡や写真、原稿などでこじんまりとしたものですが植草甚一の魅力を堪能できます。収集したジャズのレコードはタモリにゆずられたとうことは聞いていましたが、そのタモリ所有の、一部には植草甚一のサインも書かれたものもあるレコードのジャケットも展示されています。
植草甚一が創刊・編集していた「ワンダーランド」が前身である雑誌「宝島」を読んでた時期もありました。「宝島」、「話の特集」、「ビックリハウス」、「噂の真相」、「創」が毎月10日に発売だったような気がします。「宝島」はそのころとは全く別ものになってますし、他はなくなってしまい「創」だけがあのころのままといえますでしょうか。
常設展では世田谷に縁のある作家や、世田谷の風景が描かれた文学作品を展示されています。ムットーニのからくりも鑑賞。東宝の砧撮影所や円谷プロも紹介されています。
蘆花恒春園蘆花恒春園まで足をのばしてみました。生い茂る、樹々のなかに徳富盧花が過ごした住居が残されています。その住居にお邪魔して、当時、過ごしていた様子を想うのです。