祭り

今日からまた部屋を空け、利根川を越えた先の街のホテルで過ごします。街を散策する余裕も手段も気力もなくネットでYOUTUBEなんかをチェックしています。
博多ザ・ブリスコのライヴに元JAGATARAのEBBYが参加し「岬でまつわ」を演奏する映像があります。この季節、JAGATARAというと日雇い労働者の街、横浜寿で開催されるフリー・ライヴ、寿夏祭りでの演奏が思い出されます。演奏もですが、その場の空気、まさに老若男女がビートに体を揺らし、踊り、会場の職安前広場に人の渦がいくつも出来上がっていく様子は感動でした。最高の夏フェスです。今年は8月12日に開催されます。ソウル・フラワー・モノノケ・サミット、ハシケン、寿らが演奏するようです。
社会の底辺に生きる人、今ではワーキングプアというのでしょうか、ネットカフェに生息するといった様にスタイルが変わってきています。祭りはネットの上なのでしょうか。
YOUTUBEというと、実演家著作隣接権センター運営委員会の松武秀樹が一度リセットしてほしいと言っているようです。これは、究極的にはサーバ内にあるすべての日本発コンテンツを一度、すべて削除するということのようです。YMOのプログラマーであった松武秀樹です。PSEの施行に対して同じ実演家著作隣接権センターで元ムーンライダーズの椎名和夫らとともに是正を求める行動を行っていました。著作権は重要であることはいうまでもないのですが、今の時代に逆行する極端な行動は、著作権の管理を代行するJASRACへの不信ともあいまって、なんだかななのです。