2007-07-16 怪物 台風一過というには、清々しさが感じられない陽気です。ポレポレ東中野で井土紀州監督の「ラザロ -LAZARUS-」三部作の中の「朝日のあたる家」を観てきました。上映前には井土紀州監督の挨拶がありました。グローバリズムの波を受け沈んでいく地方都市の商店街を舞台にした、そこで暮らして来たマユミが惨劇の後、怪物となっていくという話です。怪物の出現が映画の中だけの話とは言えないのが現実の世の中なのかもしれません。パンフレットは120頁もある読み応えのあるものです。あとの2作品も見ようかと思います。