人見記念講堂
午後になってから天気は一変して晴れです。
夕方から外出。昭和女子大学の人見記念講堂のカヒミ・カリィのライヴに行ってきました。三軒茶屋に暮らして暫く立ちますが、昭和女子大の敷地内に入るのは今日が初めてになります。小人は見ることは出来ませんでした。昨年のカヒミ・カリィのアルバム「NUNKI」は大友良英、ジム・オルーク、ヤン富田とともに作成されたものでした。今日のライヴはそのアルバムの曲を中心としたものです。大友、ジムがアレンジを担当し、ギター、アコギ、ベースなどを曲ごとに持ち替え、演奏を進めて行きます。静かな演奏です。その静かさの中、Sachiko.Mのサインウェーヴ、外山明のパーカッション、ロードリ・デイヴィスのハープ、石川高の笙、四家卯大のチェロの音との鬩ぎあいは非常に緊張に満ちたものでした。今回のライヴの音響をZAKであったことが、音をさらにリアルなものにしていたのかもしれません。
渋谷系を意識しつつも前衛ジャズ、前衛ポップと言われるものを聴いてきましたが、その当事者が今は同じステージ上にいるのです。気持ちのいい夜です。