ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

太陽

シネパトス昼過ぎ、銀座のひら井でうなとろ丼を食べようかと行ってみましたら昼の閉業は終わりましたの張り紙があります。炎天下、もう気を失いそうです。こう暑いと選択肢が究極的にしぼられます。ふらふらの状態で東銀座まで移動してレストラン早川でオムライス。
その後、銀座シネパトスでアレクサンドル・ソクーロフ Aleksandr Sokurovの「太陽 - The Sun」。銀座シネパトスは銀座から歩いてすぐにも関わらず場末の雰囲気がします。映画館がある薄暗い地下通りには、昭和を感じさせる小料理屋や理髪店、アダルトな店が軒を連ねています。際物寄りとも言えるプログラムも気になる好きな小屋のひとつです。表の映画館ではなく「太陽」がここで公開されるというのもいかにもという感じがします。
映画『太陽』オフィシャルブック「太陽」は日本という奇妙な国に存在した昭和天皇ヒロヒトという人間をソクーロフが描いた作品です。行ってみますと満席、満席で次々回まで待つことになりました。灼熱地獄なのにです。映画を見るのも必死です。映画を見るだけで一日が終わります。
普段でした街歩きで時間を潰すのですが、暑いので地下通路を辿り松坂屋まで涼を求めて移動です。地下2階のfinerefineの一角に本やCDを扱うコーナーを見つけました。フランス映画社配給30周年とうことで特集上映も組まれていますが、その関連する書籍が並べられています。それだけでなく古本なども含め趣味的なものばかり集められています。CDもSSW系など知らない、でも興味をそそられるCDが並べられています。気になります。
再び、シネパトスに戻るといつも行く映画では見られないような人たち、それも平成の時代よりも昭和の時代に長く生きているような人たちがかなり多く見られます。ヒロヒトを想う人が多くいるということなのでしょうか。色々な意味で、、