ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

さよなら

千駄ヶ谷の富士雨は降ってはいないものの蒸し暑くて死にたくなるような陽気です。梅雨とはこんなに蒸し暑い季節だったかなと思うのです。昼食は青山一丁目のくろ麦でせいろ。そしてBook Club KAIという本屋でまったりと。こう暑いとスピリチュアルな気分にもなりたくなります。この書店には非電化の暮しを薦める本なんかもあります。今月は環境月間とかだそうですが、エコの名の下に冷房設定温度を高めにして、働く人たちとか利用者に苦悩を押し付けてコストセーブして利益を上げる企業というのはいかがなものかと、暑さのために考えてしまったりもします。cool bizという消費を促す動向ははたしてエコなのかとも思うのです。
外苑前のワタリウム美術館で「さよならナム・ジュン・パイク展」。実行委員には磯崎新、帯金章郎、木村要一、黒木靖夫、粉川哲夫、坂根厳夫坂本龍一筑紫哲也細野晴臣、宮澤壯佳、三宅一生山本圭吾、和多利志津子と名前が並んでいます。個人的にバブル前夜の混沌のなかで表に出てきたサブカルを愉しんでいた1980年代を回顧するという感もある展示であります。
ワタリウム美術館ある外苑西通りに名づけられたキラー通りという名前も時代を感じます。その通りをしばらく歩いていくと鳩森神社があります。ここには現存する都内最古の富士塚である千駄ヶ谷富士塚があります。高さ約6m、直径25m、富士の溶岩を模した岩が配される立派な富士です。
新宿に移動。galeria Qで開催中の友川カズキ個展。会場は看板も目立たないために場所が分かりにくい、新宿3丁目駅近くの怪しげな雑居ビルの暗い階段を上った4階です。2階は飲食店らしき店、3回は下着を売る店。作品は力を感じるのでした。
そしてユニオン、タワレコタワレコはポイント2倍です。docomo携帯のDCMXを使うと4倍です。DCMXiアプリで登録するだけで利用できます。早速、使ってみました。店内の音が大きいので認識してるのかどうかよく分からないのですけど、何とか購入できたようです。2倍、4倍で今月になって新しくなったカードがもういっぱいになりそうです。
今日購入したのは、沖至トリオ「殺人教室」、近田春夫&ハルヲフォン「LIVE!1975〜77」、Nik Bartsch's Ronin「Stoa」、Bill Wells & Maher Shalal Hash Baz「Osaka Bridge」、豊田道倫「東京の恋人 LIVE」など。
「東京の恋人」にはカンパニー松尾の撮影したライヴ演奏が収められたDVDもついています。久下恵生、上田ケンジ、Kyon、宇波拓曽我部恵一、そしてかつてパンゴなどで活動していた向島ゆり子、「愛の才能」の川本真琴が参加するものです。豊田道倫の醸す世界に他人事ではないと思うののです。