天狗

下北沢の沖縄料理の店、丸安そばで骨汁定食。豚のあら汁とでもいいましょうか、煮込まれた骨がどんぶりに山のようになって出てきました。そこにくっついている肉を食べるのです。肉もとろとろ、汁も濃厚でおいしくいただきました。それにしても食べ終わった大量の骨を崩れないようにどう積み上げるか工夫が必要なのです。
下北沢の北側では天狗祭りです。下北沢の真竜寺には巨大な天狗の面が祀られています。天狗祭りにはこの天狗の面が出てきて、下北沢の狭い路地を一本歯の高下駄を履いた大天狗、烏天狗などとともに練り歩くのです。年男、年女が「福は内」と唱え豆をまいています。街中が豆だらけです。その豆も踏まれて粉々になりきなこになってます。
駅前もかなりの人になっています。行き交う人の中には思うように進むことが出来ず、なにも駅の前でやらなくてもとか言っている人もいます。多分、よそから来た人なのでしょうけれど、下北沢にはこんな風景もあるんですけどね。
この下北沢の街並を壊そうとする都市計画道路補助54号線が作られようとしています。車を避けるように歩く天狗は味気ないものでしょうね。駅の隣のマーケットもなくなってしまうのでしょうね。