ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

日本を元気にした詩

 戦後60年記念「日本を元気にした歌」
夏なんです。夏といいますと野外フェスティバルです。という訳でもないのですが屋外のライヴ・イヴェントに行ってきました。日比谷野外音楽堂で開催された「〜戦後60年記念集会・いぎ ナシッ!?〜 “日本を元気にした詩”」です。出演は頭脳警察遠藤賢司町田康グループ、セ・シアン(早川義夫佐久間正英)、中川五郎制服向上委員会(SKi)です。
制服向上委員会は結成から13年、メンバーチェンジを繰り返しながらアイドル活動と社会活動を続けてきているグループです。音楽面ではPANTAも関わっており、今年はPANTAプロデュースになる27thアルバム戦後60年記念「日本を元気にした歌」をリリースしています。今回のイヴェントもこのアルバム名が使用されています。灰野敬二とも競演してたり、アルバムの紹介文が「フランク・ザッパ&マザース・オブ・インヴェンションとアート・アンサンブル・オブ・シカゴとソフト・マシーンが好きな方で、更に可愛い子が好きなら絶対お奨めなのが"寿隊"。」だったりして、前々から気になる存在でしたが見るのは今回が初めてです。
イヴェントは戦後60年と謡いながらもSKiのメンバーによるゆるゆるな進行の元、進んでいくのがいい感じです。PANTA&中川五郎 with SKiの憲法9条をテーマにした曲「理想と現実」で開始です。その後、SKiのアコギと歌による微笑ましい演奏が続きます。各出演者の演奏の間にはトークが挟まれます。出演者はこんな時にこんなイヴェントに出ていていいのかって感じの福島みずほピーター・バラカン月蝕歌劇団高取英藤井誠二宮台真司小西克哉です。
中川五郎の演奏の後、早川義夫佐久間正英のセ・シアンの演奏中、演奏とは違う低音が聞こえてきます。まだ明るく東京湾大華火祭の花火には早い時間です。唄われたジャックスの「マリアンヌ」の♪嵐の晩が好きさ〜に呼び出されたかのように雷の音が鳴り渡ります。セ・シアンの演奏が終わることころには強い雨が降り出してきてしまいました。野外なので雨ガッパも用意しなければとも思っていたのですが、天気予報では降る様子はないようなので、それでもと折り畳み傘だけは持っていったのですが、こんなことになるとは、、
町田康グループの演奏中、雨は降り続いていました。(ベースはすかんちの人?)一応、座席指定なのですが、もうこうなると適当に座りたいとこに座っています。遠藤賢司はアコギで始めます。蝉の声との競演です。エレキに持ち替え、ドラムを叩きながらギターを奏でたりもしています。さすが純音楽家です。
最後は頭脳警察の演奏です。でも石塚俊明は今回、いませんでしたが、、アンコールのSKiや遠藤賢司も交えての「コミック雑誌なんていらない」で終わりました。今回の出演者、SKiと町田康以外は50歳代なんですよね。町田康にしても40代ですしね、、、