24時間の情事

今日も暑いです。60年前の今日も暑かったようです。
暑いのでついついさっぱりとしたものが食べたくなります。ということで、また蕎麦なのです。青山ツインタワーの中にあるくろ麦で、せいろ天もりをいただきました。


メトロで表参道のNADiffという本屋に移動。ここでは「昭和40年会のサマージャンボ夏祭り2005」が開催中なのでした。昭和40年会とは主義や作風を共有しない昭和40年生まれであるというだけで活動する現代アートの集団です。現在のメンバーは松蔭浩之、会田誠、有馬純寿、小沢剛、大岩オスカール幸男、土佐正道、パルコキノシタの7人だということです。今回のイヴェントは昭和40年生まれが今年40才になるということで組まれたイヴェントのひとつとのことです。
今日は「会田誠のほろ酔い一日店長とサシでお話しまショー」ということで、店に着いたときには、すでに会田誠は入り口脇の低いテーブルでビールを目の前に談話中なのでした。
表参道にあるNADiffという店はもともとは池袋西武百貨店の美術館の脇にあったアート・ヴィヴァンというショップが前身になるようです。かつてWAVEで世界中の音楽を漁り、シネヴィヴァンで作家主義の映画に酔いしれ、アート・ヴィヴァンで現代芸術を享受していた1980年代がありました。その西武百貨店が文化事業を切り捨ててしまい、六本木のWAVE、そしてシネヴィヴァンも建物ごとなくなってしまい、ヒルズとかの一部のなってしまっています。アート・ヴィヴァンも西武百貨店を出てNADiffという店を立ち上げ営業を続けているのでした。
あまりにも暑いので涼を求めて、冷房の効いた場所ばかりを移動するのでした。
新宿ジュンク堂で買った「Studio Voice」の特集は”ポスト=ジャケット
・デザイン CD消滅前の最終ジャケット・デザイン大全！”です。ジャケットが表現の場でもあった時代、中古レコード屋を梯子して餌箱をつついていた頃を思い出します。