時間の記録

あまりにも忙しすぎる日々です。帰るのは終電近くの日が続きます。そんな日々からも一旦、開放されました。来週からどうなるのかは、分からないのですが、、、
そんな気を散らそうとするアルコホルが体内に残るまま出掛けて行きます。気がつくと世間は夏のようです。暑いのは駄目です。全く駄目です。この時期は駄目な人なのです。
食欲もなく渋谷のFoodshowのえんで鯛茶漬けを胃に入れ、バスで初台のオペラシティーに向かいました。渋谷から初台に行くこのバス路線は西武のA館B館の間の狭い通りを抜けていきます。かなりスリリングです。この通りは、狭い上に路上駐車が多く、そこを通る車が身動きできなくなることもままありました。その対策として、歩道を広げ車道を車が通るだけでいっぱいいっぱいにして、路上駐車が出来ないようになっています。それまでに比して狭い道を行くバスの運転手のテクニックに酔いしれます。


初台のNTTインターコミュニケーション・センターでローリー・アンダーソン回顧展「時間の記録」。この人の個人的な記憶としては「オー・スーパーマン」になります。個人的には現代アートを意識したのもこのころかと想います。
今回の展示はローリー・アンダーソンが音楽や言語を取り入れ様々な形で表現してきた作品に触れることが出来ます。テーブルに置いた腕から伝わる音楽を骨振動により聞き取る作品、電話を媒体とし作品、暗闇の中で音場を体験できるものなど音と繋がる様々な表現を堪能できました。
その後、有楽町の新有楽町ビルヂングにあるフジテレビギャラリーの草間弥生展。フジテレビギャラリーは以前、フジテレビが河田町にあったころはその敷地内にあり草間弥生の作品を見に訪れたこともありました。フジテレビがお台場に移り、ギャラリーはビルの一角に移されたようです。フジテレビは阿部知代アナがアートに関する番組をやっていたりもしましたが最近ではそれも縮小されました。アートについてはフジテレビは関心がないのかもしれません。