浮世絵の戦争画
気になっていた中野区歴史民俗資料館で開催されている「ポスターに見る戦中生活」展を最終日に滑りこみで観てきました。
憲法違反と言われる安保法案が強硬に法制化されようとしているこの時に観るのは複雑な思いがします。今の政府ならまた挙国一致とかも言い出しかねない気もいたしますし。
中野歴史民俗資料館から少し歩いた所に百観音明治寺があります。西国観音霊場、板東観音霊場 、秩父観音霊場の写し霊場です。
境内の公園には石でできた妙に頑丈そうな滑り台があります。何かの転用でしょうか。気になります。
戦争関連の展示ふたつめは太田記念美術館で開催中の「浮世絵の戦争画-国芳・芳年・清親」です。江戸時代から、西南戦争、日清戦争、日露戦争など明治時代の戦争を描いた浮世絵を集めた展示です。浮世絵はメディアとしての役割を担っていた面もあるようですが戦争を描くことを幕府により禁じられていた頃もあったとのことです。そこは風刺という形でこそっと描いていたというのも興味深いものです。