ゆるゆるな日々 - はてダ版

はてなダイヤリー時代の日記を移行しました。新ゆるゆるな日々はこちら→ http://petsounds.hatenablog.com/

秩父4D

西武秩父線秩父というところには一度、行ってみようかとも思っていました。遠いようで近いのだけれど、いざ行こうかと思うと遠いようでもあり訪れる事を躊躇しておりました。秩父4Dという音楽イベントが行われるというので行ってみることにしました。初秩父です。西武池袋線西武秩父線などを乗り継いでの経費節約のため特急は使わず各駅停車での小旅行です。
西武線の奥の方はというと、以前、稲荷山公園までは行ったことがあります。その時も音楽イベントでした。稲荷山公園で行われたハイドパーク・ミュージック・フェスティバルを観に行ったのです。
飯能で乗り換えて西武秩父線。ホームには東急の車両が止まっています。今は飯能と横浜中華街は一本でつながっているのです。頭では分かっていてもこんなところで見掛ける東急の車両にはいまだに違和感があります。電車はどんどん山の中へ。途中、高麗駅でここには以前来たことがあることに気がつきました。高麗神社で "Breath Passage”という企画で姜泰煥×田中泯×大友 良英×中村達也ライブが行われるというので観に行ったのです。最寄り駅は高麗川なのですが散策も楽しもうと思って高麗駅で降りてみたのです。いざ歩いてみたらかなりの距離があって後悔したのですが。


西武秩父
電車はずんずんと山の中を進み西武秩父駅に到着しました。途中が山ばかりだったのでどんな所なのかと思っていましたが、秩父は普通に町として開けておりました。


秩父4D秩父4Dは何箇所かの場所で開催されています。有料のライブ、無料のライブがあります。行ってみた様子でチケットは買おうと考えていたので取り敢えず無料の妙見の森とスナック・スポットライトのノイズステージへと向かいました。


秩父4D
時間まで秩父神社などを覗いたりしてまずはノイズステージでの非常階段のT.Mikawa+Junkoのライブ。いきなりの絶叫とノイズ、強烈です。わかってましたけど。これだけでも秩父まで来た意味はあったのかなと。続いてドラ☆美浦はレーザーとノイズとパフォーマンス。美しく、艶めかしく、そして轟音が気持ちの良いステージでした。


秩父4D会場をアコースティクステージに移動してハチスノイト。生の自分の声のループをいくつも重ね、更に声を被せることにより織りなさせる音場の美しさに心を持って行かれそうになります。


秩父せっかくの秩父なので街をぶらぶら。山間都市、門前町市場町そして宿場町として発展したという街並みは古い建物も並びこぢんまりとしている様子は映画のセットにようにも見えます。ノスタルジックな味わいのある小池煙草店、パリー食堂などの建物が目を引きます。


秩父


秩父


秩父


秩父


散策しながらtwitterを見ていたら西武秩父線運転見合わせという文字が目に入ってきました。線路上に倒木があっとのことです。そろそろ帰ろうかと思っていたので西武秩父の駅へと行ってみますとやはり運転見合わせとのことです。どうしたものか。電車が動かないのであれば、このまま秩父に残って秩父4Dのチケットを買って灰野敬二らの演奏を観るのもいいかなと、それが神が与えてくれた運命なのかもとか勝手なことを考えたり。名物らしいわらじとんかつ丼を食べながら様子見してしておりました。しばらくして運転も再開されて帰宅は出来たのですが、後で調べたら時間はかかるけど秩父鉄道経由という手もあったようですね。
そういえば秩父に行ったのにSLに乗らなかったし見ることもなかったな。

越後妻有アートトリエンナーレ

東京駅最近、旅行していません。遠出すらしていない、そもそも関東から外に出ていないいないななどと思い始めたら、どこかに行きたくなって、少し遠くまで日帰りで行ってきました。目指すは「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」です。
東京駅から7時発の「とき」に乗り越後湯沢でほくほく線に乗り換え2時間ほどで十日町駅に到着です。ほくほく線は仕事の関係で何度か利用したことがあります。その頃はまだ特急はくたかが走っていました。北陸新幹線の開通に伴いはくたかの名前はそちらに引き継がれています。そういえばほくほく線経由で金沢に行ったこともありました。


十日町大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」には3年前にも訪れています。その時は欲張って新潟市の「水と土の芸術祭」も観てきました。今回は越後妻有日帰りの弾丸アート散策です。
十日町駅で芸術祭のパスポートとエリア周遊バス・タクシー交通パスポートを購入し、ツアーバスの発車の時間までは駅の周りぶらぶら。線路を渡る地下の通路にはプリミティヴな絵画が展示されています。近くの小学生の絵でしょうか。アートトリエンナーレとは関係ないようです。
近所の方々でしょうかアートツアーのバスの発着する十日町の駅の周りでには漬物などが振る舞われています。


越後妻有アートトリエンナーレ午前10時前にはアートツアーのバスが十日町の駅前のロータリーに次々と入って来ます。しかし乗る予定の清津倉庫美術館・中里エリアを巡る中里コースのバスが見当たりません。駅前のロータリーの端の方にマイクロバスが2台停車しています。もしかしてこれ?と思ったらこれでした。


越後妻有アートトリエンナーレアート作品は街の様々な場所に展示されており、それらをマイクロバスで見て廻るのだけれど、見知らぬ街の景色を眺めるのも愉しみの一つでもあったりします。ここは豪雪地帯、他では見られないアーチ状のヴォールト屋根の倉庫も気になります。この時期は流石に雪はありませんが。信濃川やその支流の清津川など風景にもときめきます。作品鑑賞のために立ち寄った飯山線越後田沢駅、そして線路もいい味を出しています。


越後妻有アートトリエンナーレ十日町は魚沼コシヒカリの一大産地でもあります。見渡す限り田んぼが広がってるところにも作品が展示されています。いや田んぼですらも楽しく観えてきます。
今回はiPhoneに越後妻有-大地の芸術祭ナビといアプリを入れていったのですが、これが便利なでした。地図上に作品の展示されている場所とGPSによる自分のいる位置を表示してくれるのでバスがどこに向かっているのかが分かるのです。


越後妻有アートトリエンナーレマイクロバスは廃校となった小学校を利用した清津倉庫美術館などを巡りながら奥の瀬戸渓谷までずんずん進んでいきます。道も狭くなり大型のバスでは入れないのでマイクロバスだったのでしょうか。作品を一巡してマイクロバスは再び十日町へと再び戻ってきます。


越後妻有アートトリエンナーレ越後妻有アートトリエンナーレ十日町には越後妻有アートトリエンナーレの拠点の一つでもある越後妻有里山現代美術館[キナーレ]があります。ここは3年前に来た時も訪れた場所です。現在は特別企画展「蔡國強 蓬莱山—Penglai / Hõrai」が開催されています。


越後妻有アートトリエンナーレほくほく線十日町からとなりの松代へと移動。ここにも越後妻有アートトリエンナーレの拠点のひとつとなっています。
丘の上では草間彌生の毒々しい植物が天を仰いでいます。棚田や山の斜面にも様々な作品が点在しています。疲れてきたので一番上の方までは行きませんでしたが。


越後妻有アートトリエンナーレまつだい「農舞台」の中のギャラリーでは特別企画展「今日の限界芸術百選展」が開催中です。ここで切腹ピストルズの映像を観るとは思いませんでした。


まだまだ色々と観て回りたかったのですが日帰りだと観られる作品というかエリアが限られます。体力的にも限界です。ゆっくりと時間をかけて観にきたいものだと、確か3年前に来た時も思ったような気がします。交通パスポートもせっかく買ったのに十分に活用できなかったのも心残りです。

アンサンブルズ東京

東京駅行幸通り戦争法案に反対する国会前抗議行動に立ち寄ってから東京駅前丸の内側の行幸通りで行われたアンサンブルズ東京。大友良英ディレクションするアンサンブルズ展やプロジェクトFUKUSHIMA!を通じて行われてきた活動とも連携するフェスです。何故、東京駅で?とか疑問はありつつも渋さ知らズテニスコーツも出るというので行ってきました。


東京駅行幸通りあいにくの雨で行幸通りに敷かれた大きな風呂敷も濡れています。そういえば2011年に福島で行われたプロジェクトFUKUSHIMA!の会場に敷かれていた風呂敷も時折降る雨で濡れていた事を思い出します。

高円寺阿波おどり

高円寺 阿波おどり高円寺の阿波おどり、なんとなく毎年のように観に来てしまいます。メインの会場となる駅前の通りは場所取りが早い頃からされていて観る人もぎっしりなのでいつものようにパル商店街やルック商店街で今回も観てきました。観る人も流れていて場所を確保しやすいし狭い通りなので太鼓の音とかすぐ近くで聴くことができていいんですよね。


高円寺 阿波おどり目当ては舞蝶連、苔作、東京天水連、第三企画連です。残念ながら東京天水連は観られズ。

河内音頭

錦糸町 河内音頭盆踊り今年も行ってきました。錦糸町河内音頭です。踊るわけではないのについつい毎年のように行ってしまいます。
盆踊りとはいえ音頭は生演奏に生歌、妙なグルーブ感がありこれがたまらないのです。高速の高架下が会場のせいなおかいい感じにエコーが効いています。


錦糸町 河内音頭盆踊り今年の開催は8月26日と27日の二日間です。今日は民謡河内音頭つかさ会が前半、江州音頭も演目に取り入れた公益社団法人浪曲親友協会が後半です。


錦糸町 河内音頭盆踊り


錦糸町 河内音頭盆踊り

科学する心

駒場 東京大学 東京大学駒場キャンパスにある大学院総合文化研究科・教養学部駒場博物館で「一高理科へようこそ―科学する心」展を観てきました。この博物館は初めてです。旧制一高だった時代からあるという時計塔の右の方へ入っていったところに博物館はありました。


駒場 東京大学展示は戦前の一高時代、その中でも理科に焦点を当て、使用していた実験機器や教材等の資料を通じて紹介するものです。古い測量機器や音響分析器、立体模型など観ているだけでもわくわくしてくるものが展示されています。
戦前という時代背景を考慮した展示の中には左翼運動に関係した生徒などへの処罰の記録などもあります。


駒場 東京大学


駒場 東京大学


駒場 旧前田公爵邸東京大学駒場キャンパスを散策して入った正門とは別の西門から出て旧前田公爵邸のある駒場公園へ。今日も暑い。冷房の効いているお屋敷で一休み。入場無料なのがありがたい。


駒場 旧前田公爵邸

旧日立航空機立川工場変電所

東大和市 旧日立航空機立川工場変電所旧日立航空機立川工場変電所の内部がこの時期、一般公開されているというので行ってみました。


東大和市 旧日立航空機立川工場変電所もともとこの変電所は航空機のエンジンを生産する軍需工場の変電施設として作られたものだそうです。戦中には空襲により被災したものの大きな被害はなく1993年まで変電所として使用されたとのこと。ただ壁には痛々しい弾痕が数多く残っています。